韓国ドラマ

海のはじまり感想(7話まで)silentにハマれなかった人もハマる?

海のはじまり

今、久々に日本ドラマにハマっています。

それは「海のはじまり」

もう何年も韓国ドラマや欧米などの海外ドラマばかり見てきて、時々日本のドラマを見ても、やっぱりイマイチと感じる事が多かったのですが、ここ最近は日本ドラマの良さみたいなものを感じるようになってきました。

そんな中でも今回の「海のはじまり」は、ドハマリ中です!!




海のはじまり 基本情報

海のはじまり

ジャンル:ヒューマン

放送日:2024年7月1日~

脚本:生方美久

演出:風間太樹 他

silentのスタッフが集結したドラマ

この「海のはじまり」は、あの大ヒットした「silent」のチーム、生方美久(脚本)×風間太樹(監督)×村瀬健(プロデューサー)が再集結したドラマです!

視聴している方は分かると思いますが、雰囲気がまさにsilentを感じさせる、切なさだったり優しく温かい雰囲気が似ています。




海のはじまり キャスト

  • 月岡夏( 目黒蓮)
  • 百瀬弥生(有村架純)
  • 南雲水季(古川琴音)
  • 南雲海(泉谷星奈)
  • 南雲朱音(大竹しのぶ)
  • 南雲翔平(利重剛)
  • 月岡大和(木戸大聖)
  • 月岡和哉(林泰文)
  • 月岡ゆき子(西田尚美)
  • 津野晴明(池松壮亮)

海のはじまり あらすじ

大学時代にふとした事がきっかけで付き合う事になった夏と水季。幸せな日々を送っていたが、就職を目前としたある日、夏は水季に別れを告げられる。それから7年後。夏は新しい彼女の弥生と幸せな日々を送っていたが、水季が亡くなった事を知る。水季の葬式に向かう夏。するとそこには7歳の海という名の女の子がいた。その子が水季の子供だと知る夏。さらに水季の母親から自分が海の父親だという事を知らされ夏は動揺する…。




海のはじまり 感想

silentにハマらなかった私が

実は私、あれだけ人気のあったドラマ、「silent」に全くハマれなかったんです。

みんなが言う程良いかなぁ?と。一応見る事は見たのですが全く響かず、ありがちなドラマだなぁ…なんて思っていました。

正直、キャストの組み合わせが私的には好みで無かったのかも。
あと、耳が不自由なドラマというと、どうしても「愛していると言ってくれ」とか「君の手がささやいている」を思い出します。←年齢が分かる💦

あの頃のドラマがかなり良かったので、それらと比較すると軽いというか…演技もストーリーも響くものがありませんでした。

脚本家の生方美久さんといえば、「silent」の後には「いちばんすきな花」もありました。

行方さんの脚本って、どれも雰囲気が柔らかくて伝わるものが優しくて私はとても好きです。それで「いちばんすきな花」も1話で「これは好みだわ!」と期待して見始めたのですが、最終的には期待外れというか、物足りなさを感じて終わりました。

なので今回の「海のはじまり」

視聴前から雰囲気は好きそうと、期待は高まったものの、前回、前々回と同じく期待外れになってしまうのかな…と思ったりしていたのですが。

期待以上にハマっています

既に7話まで放送した「海のはじまり」

いや~、ハマってます!!期待以上です!!

日本ドラマでありがちなのが、1話は「面白そう!」となるものの、回を追うごとに退屈になってくるというパターン。(あくまでも私見)

今回も2話、3話と、面白さが落ちてこないかと勝手に不安になりつつ見てきましたが、ストーリーが進む程面白くなっていくドラマで久々に良いです!

内容が重くて切ないだけに、「面白い」という表現は違和感がありますが、とにかく一語一句聞き逃したくない、どの場面も無駄がないという印象。

放送時間はピッタリ画面に釘付けです(笑)

キャスト全員がはまり役

目黒連

主演はsilentと同じく目黒連さん。

大人気の目黒君。silentで特に注目を浴びましたよね。
皆さんが「めめ~」と興奮されていたものの、私はその良さもあまり分かりませんでした。

でもこのドラマの目黒君、すっごく良いです!
今まで感じた事が無かったのですが、目黒君の演技って、ふとした瞬間に三浦春馬君に似ていると思うんですけど。
口調とか表情とか…。
たまたま役によって似ているように感じるだけかもしれませんが、そんな風に思うと三浦春馬がこの役を演じる姿を見たかったなぁ…なんて思ったりします。

有村架純

あと、有村架純さん。

有村架純さんも今まで数多くのドラマで見てきましたが、こういう重いドラマが似合う女優さんになってきましたよね。
この「海のはじまり」で改めて有村架純さんの良さを感じ、昔の「中学聖先生」を再度視聴してみました。
いや、やっぱり「中学聖先生」は最高!今見てもどっぷりハマれます!
…と、脱線してどんどん別のドラマを視聴してしまっています。

古川琴音

そしてこのドラマの要ではないかしら?と思うのが古川琴音さん。

私、このドラマで初見でした。
以前も有村架純さんと共演されてたんですね。

古川琴音さんの演技と雰囲気、このドラマにピッタリです!
いや~、本当に演技力が素晴らしい。
水季役が彼女でなければ、これほど良いドラマになっていなかったんじゃないかと思う程、重要な役であり、それを堂々と演じられていると感じます。
私はこのドラマで一気にファンになってしまいました。

池松壮亮

あと、先日7話で泣かされたのが池松壮亮さん。

池松さんは6話まではちょっと嫌な奴だと感じさせる津野くんを演じています。
とにかく夏や弥生に嫌味をチクチク…。
ですが7話で、津野くんのこれまでの想いや水季との関わりを知る事となり、池松壮亮さんの演技が凄いの何のって!
泣くシーンでこっちが泣かされました。
役者さんって凄い!と思わずにいられません。

大竹しのぶ

そして水季の母親役の大竹しのぶさん。

正直、大竹しのぶさんって、見飽きてる…
と、最初は感じて、他の役者さんの方が良かったのでは?と思ったのですが、やっぱり凄いですねー大竹しのぶさん。
上手く説明出来ませんが、ベテラン俳優さんがありがちな、大御所を感じる演技ってあるじゃないですか?やり過ぎというか。
大竹しのぶさん演じる南雲朱音にはそれが全く無くて、自然と母親としてこのドラマに馴染んているように感じます。

泉谷星奈

最後に海ちゃんを演じる泉谷星奈ちゃん。

とにかく可愛い!
それに演技も上手いし、最近の子役って凄いのね…と感心して見ています。




海のはじまり 7話までの感想

↓以下ネタバレ含みます

とにかく全員が切ない。
誰も悪くないのに辛い。

水季が夏の事を想って…というのは理解出来ますが、でもやっぱり子供を産む事を夏に相談して欲しかったなぁと思わずにいられません。
だって男側だって、一人で決めて勝手に知らないうちに出産されても困る!って普通思いますよね?

それが無理ならせめて、亡くなる前に親子3人で会って欲しかったなぁ。
それが出来なかったのが7話なのですが。
海を連れて一緒に夏に会いに行った水季。
でも夏が弥生と一緒にいる姿を見て会うのを諦めてしまいます。
あ~!最期なのに!!と思わずにいられません。

そしてその事実を津野くんから知らされた弥生。
これは言う必要ないのでは!?
7話で津野くんの想いは十分伝わってきましたが、今生きている人、これから生きていかねばならない人の重荷になるような事をわざわざ言う必要はないと思うんです。
津野くんは辛くても、そこは抑えて欲しかった。

7話まで毎週話、内容が充実していて水季も最初に登場するだけでなく、ずっと平行して過去シーンと交差していくのがとても良いです。
今後どうなっていくのか?
どういう形であれ、優しくみんなが幸せな気持ちになれるハッピーエンドを願います。