韓国ドラマ「アルダル年代記」を観ました。
ソン・ジュンギ主演という事でずっと気になっていたのですが、ストーリーが難しそうでハードルが高く…でもようやく観てみる事にしました。
古代大陸「アス」で生きる部族や人間ではない種族との争い、そして国家を作っていくファンタジー歴史ドラマです!
Contents
アスダル年代記 作品情報
製作国:韓国
ジャンル:ファンタジー、歴史、ロマンス
原作・制作:キム・ウォンソク
話数:全18話
配信:netflix
トッケビ、ミスターサンシャインなど、独特の壮大な世界観のドラマを放送してきた韓国ケーブルテレビ局tvNのドラマという事で、今回も期待出来るかも?
アスダル年代記 キャスト
アスダル年代記 あらすじ
あらすじ
謎に包まれた神秘の古代大陸アス。その中心都市アスダルにいま大きな変化の波が訪れる。それは同時に、権力をめぐる部族同士の争いが激化することを意味していた。(引用:U-NEXT)
アスダル年代記 感想
ソン・ジュンギが女性以上に美しい
いや、まず何が驚くって、ソン・ジュンギが美し過ぎるでしょ!
今回ソン・ジュンギはウンソンとサヤという双子の二役を演じています。
そのうちサヤの方が長髪で色白で唇の色も濃くメイクされているのですが…これが完全に女性?と思う程美しい。
ソン・ジュンギは30代。
20代の男子が美しく見えるのはよくありますが、30代でもまだ女性に見える程美しいってスゴイですよねー。ただただそこに感心しました(^^;)
この美しさを見るだけでもアスダル年代記を観る価値があると思う程。
キム・ジウォンとの共演
ソン・ジュンギ、キム・ジウォンと言えば、あの「太陽の末裔」で共演した二人ですよね。
あのドラマではカップル役では無かったものの、二人がまた共演すると知っただけで楽しみでした。
そしていざ「アスダル年代記」を観て見ると…正直ソン・ヘギョとよりお似合いかも(^^;)
ソン・ジュンギとソン・ヘギョが離婚してしまったせいかもしれませんが、どうしてもソン・ヘギョは姉さん過ぎるというか…。
それに比べて、キム・ジウォンとは自然に似合っているなーと思いながら観ました。
▲美しさが増したキム・ジウォン。
存在感が凄いチャン・ドンゴン
天才的な戦略家であり強い野望を持つタゴン。
アスダルの支配者であるタゴンですが、その存在感、王としての風格はさすがチャン・ドンゴン!という感じです。
以下少しだけネタバレあります↓↓
深く考えずにとりあえず観て見よう
そして肝心のストーリーなのですが…。
私は思っていたより面白かったです!
確かにこのドラマは登場する種族も多く、架空の言語が使われていたり…と、その設定を理解するのに時間がかかります。(特に1話)
というか、私は適当に観たので最後まで観ても何となくしか理解していません(汗)
それでも気にしない!
とりあえずよく分からないまま観続けていても、全体的な流れが分かってくると面白くなってきます!
2話からはソン・ジュンギ達が登場しますし、雰囲気も分かりやすい会話シーンが多くなってくるので、徐々にその世界に入り込んで観る事が出来ました。
タニャが徐々に権力を手にしていく過程も面白く、タニャがアサシンの星の鈴を見つけるシーン(12話)は素晴らしい!ハラハラドキドキしながらその世界に引き込まれました。
ウンソンとサヤ
ソン・ジュンギ演じる双子は、一方は自由に生きてきた正直で真っすぐなウンソン。
そしてもう一人が20年間隠れるようにして生きてきた愛され方を知らないサヤ。
対照的な二人なのですが、最初はウンソン派だった私も、観ているうちにどんどんサヤに心を奪われました。
徐々にタニャの事を愛し始めるサヤ。
静かにタニャの事を想う姿が切ないです。
この先、タニャがウンソンの元に戻ってしまう事を想像するとサヤが可哀想過ぎて、サヤにも何とか幸せになって欲しい。
それにしてもソン・ジュンギさん、二役の演じ分けが素晴らしいですね。
メイクなどの力もあると思いますが、発するオーラが全く違うので、観ていると同一人物が演じているという事を忘れる程です。
話題の日本人、唐田えりか
タイムリーな人、唐田えりかもこのドラマに出演しています。
私が唐田えりかという人を認識したのは、日本ドラマ「凪のお暇」でした。
可愛いルックスで役に合っていて、これから人気が出るんだろうなーと思っていたのですが。
あの不倫報道でとんでも無い事になってしまいましたね(-_-;)
ただドラマはドラマ。出来ればそういう先入観無く観たいです。
今回の「アスダル年代記」で唐田さんは予想以上に登場シーンも多く、一人の重要な役として出演されています。
幸い、これは韓国ドラマなので字幕という事もあり、日本人の私から見ると唐田さんが出演されていても現実味が無くて、純粋に役として観る事が出来ました。
それに演技派の韓国人達の中に混じっても気後れする事なく、堂々と演技されていましたし、役に馴染んでいたと思います。架空の言語を話す役でもあったので、そこに助けられた面もあったかもしれません。
シーズン2はある?
後半に近付くにつれ、
「いつウンソンとタニャは再会するのだろう」
「いつウンソンとサヤは対面するのだろう」
と、期待しつつ観ていたのですが…結論から言いますと、最後まで会う事はありません!
えー??何で??
という不完全燃焼な終わり方なのです。
というか、まだまだシーズン1は序章に過ぎず、次回以降に続きますよ!という感じ。
このドラマこそ、シーズン2があればいいなというものではなく、もしシーズン2が無ければシーズン1の意味が無くなってしまう程、絶対に続きが必要です!
とはいえ、韓国では視聴率があまり良く無かったようで、シーズン2の制作は未定。
シーズン1は凝り過ぎていた感があるので、もっと軽めで良いのでシーズン2で完結するストーリーを是非作って欲しいです!
アスダル年代記 感想|まとめ
私は思っていたより面白かったですねぇ。観て良かった作品です。
一見、部族争いや権力争いなど、暗くドロドロした雰囲気に思いますが、観ているとそれぞれの想いや切なさなどがあり、友情や恋愛なども楽しめるドラマです。
派手さは無いですが観終わった後に一つ一つの場面が心に残るような、そんなドラマです。