スペインドラマ、「ペーパー・ハウス」をシーズン1からシーズン5まで全話観ました。
世界的に大ヒットしたドラマですが、韓国版の「ペーパー・ハウス・コリア」を見た事がきっかけで、遅ればせながら今頃本家の「ペーパー・ハウス」を見てみました。
Contents
ペーパーハウス 作品情報
製作国:スペイン
ジャンル:犯罪ドラマ、スリラー、ヒューマン
原案:アレックス・ピナ
演出:アレックス・ピナ他
話数:全48話(S1-S5)
ペーパーハウス キャスト
- 教授役(アルバロ・モルテ)
- トーキョー役(ウルスラ・コルベロ)
- リスボン役(イツィアル・イトゥーニョ)
- ベルリン役(ペドロ・アロンソ)
- モスクワ役(パコ・トウス)
- ナイロビ役(アルバ・フローレス)
- リオ役(ミゲル・エラン)
- デンバー役(ハイメ・ロレンテ)
- ストックホルム役(エステル・アセボ)
- ヘルシンキ役(ダルコ・ペリック)
- パレルモ役(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)
- アリシア役(ナイワ・ニムリ)
- マニラ役(ベレン・クエスタ)
ペーパーハウス あらすじ
8人組の強盗団が、人質を取ってスペインの造幣局に立てこもった。首謀者は、計画を進めるためには警察すら手玉に取る。空前絶後の強盗事件の果てに待つものとは?(引用:Netflix)
ペーパーハウス 予告
ペーパーハウス 感想(ネタバレなし)
超絶面白いドラマ
ここまで面白いと感じたドラマは何年ぶりだろう?
それぐらい、かなり秀逸なドラマで見れば見る程中毒になりました。
もっと早く見れば良かった!
緻密に計算された強盗の計画。次々とたたみかけるような展開。
裏の裏の裏を常に考え、どんでん返しに向かう時の気持ち良さがたまらない!
最終話まで見終わった今、最初からもう一度見直したくなるぐらいです。
韓国版「ペーパー・ハウス・コリア」も十分面白いですが、こちらのスペイン版はやはり本家の迫力と言いますか、圧倒的にキャラの魅力が勝っていますね。
ストーリー展開もシーズンが進んでも面白さが落ちる事なく、むしろシーズン4、5あたりが一番迫力と緊迫感が凄かった!息をのむ程。
これは世界的人気になるのも納得だわ。
登場するキャラクター全員に愛着が湧き、それぞれが個性的で魅力的。
とにかく教授の魅力が半端なく、真面目で堅物な雰囲気でありながら、頭脳をフル稼働させて警察とバトルを繰り広げる様子がセクシーでたまりません。
他のキャラクターもストーリーが進むにつれ、どんどんこちらは感情移入してしまうので、後半には家族のような感覚になり別れが寂しくなります。
最初は単なる強盗モノかと思っていたのに、それだけではなくヒューマン性もあるので感情を動かされるのがこのドラマの魅力。
あと、個人的にはオープニングの曲と映像がお洒落で好き。
リアルさを追求した迫力
シーズン1、シーズン2は造幣局を襲う話。
そしてシーズン3~5はスペイン銀行を襲う話となっていて、造幣局編もかなり面白かったですが、スペイン銀行編は迫力が増し、その戦闘シーンを見ているとこちらまで手に汗握り思わず声が出そうになります。
造幣局編では低予算で制作され脚本で勝負した印象ですが、スペイン銀行編はNetflixが制作という事で巨額の予算がかけられ、その違いが画面を見ても一目瞭然。面白くない瞬間が無いぐらい緊張と迫力の連続です。
戦争映画や他のドラマでも多くの戦闘シーンはあるのに、どうしてここまで迫力があるのだろうと感じましたが、メイキングも見てみると多くのシーンでCGを使わず実際に激しいシーンを作り上げているという事で、この迫力もその成果なのだろうと納得。
ペーパーハウス 感想(ネタバレあり)
↓ネタバレあり
どうしても書かずにいられないので一言。
ナイロビ~!!(号泣)
ナイロビだけは助かって欲しかった!
強盗団の中で母的存在というか、みんなの心を繋ぐ存在だったと思うんです。
彼女がいなくなってかなりテンションが下がりました(涙)
ナイロビが幸せになる姿が見たかった。
あと、トーキョー。
そこまで好きなキャラでは無かったのに、やっぱり彼女がいない強盗団は物足りない。強盗団の華だったからね~。
最期の死に方はカッコ良かったし、リオとの別れもドラマチックでドラマの脚本としては最高だったと思うけど、感情的には彼女も生き残りメンバーにいて欲しかった!
とはいえ、造幣局編、スペイン銀行編、ともにラストの締め方は完璧だったように思います。
まとめ
完全に綺麗なラストだったので、今後の続編は望めないでしょうけど、まだまだ続きが見たくなるドラマ。
とにかくまだ見ていない人がいれば勿体ない!
最後まで見ればきっとロスに陥るはず。