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ザ・クラウン シーズン4 感想|ダイアナ妃登場でよりドラマチック!

Netflixで配信中の海外ドラマ「ザ・クラウン シーズン4」を観ました。

シーズン4ではいよいよダイアナが登場!誰もが知る悲劇の物語の始まりとなり、これまで以上に王室の人間関係がドラマチックに描かれています。

さらにシーズン4のもう一人の主役、サッチャー首相が登場し、エリザベス女王との関係や対立なども見どころ。



ザ・クラウン シーズン4 作品情報

配信日:2020年11月15日(Netflix)

製作国:アメリカ・イギリス

ジャンル:ヒューマン、歴史

脚本:ピーター・モーガン

監督:ジュリアン・ジャロルド、ベンジャミン・キャロン他

話数:10話

2016年にスタートしたこのドラマ。
シーズン1、2で初期のエリザベス女王を演じるのはクレア・フォイ

シーズン3、4では中年期に入り、キャストが総入れ替えとなり女王役はオリビア・コールマンが演じています。

ザ・クラウン シーズン4 キャスト

  • エリザベス女王(オリビア・コールマン)
  • フィリップ殿下(トビアス・メンジーズ)
  • チャールズ皇太子(ジョシュ・オコナー
  • ダイアナ妃(エマ・コリン)
  • サッチャー首相(ジリアン・アンダーソン)
  • カミラ(エメラルド・フェンネル)
  • アン王女(エリン・ドハティ)
  • マーガレット王女(ヘレナ・ボナム=カーター

 




ザ・クラウン シーズン4 あらすじ・予告

あらすじ

カミラとの不倫関係を続けるチャールズ皇太子。そんな中で家柄・容姿・性格のどれもが家族から認められる女性ダイアナと出会い結婚話を進めるが、結婚直前になりダイアナはチャールズの浮気に気付き孤独感から、この結婚に不安を抱き始める。そして結婚後にはさらに二人の関係は悪化し、チャールズは世間のダイアナ人気に嫉妬を露にする。一方政治面ではサッチャーが初の女性首相となり、エリザベス女王との対立が深まっていく。

感想

シーズン1~3まで

イギリスの歴史や貴族を描いたドラマがとても好きなので、このザ・クラウンもドストライクで好みのドラマです。

シーズン1、シーズン2とハマって観たものの、あまりにも初期のエリザベスを演じるクレア・フォイが素晴らし過ぎて、シーズン3からキャストが入れ替わると知った時にはやや見るテンションが下ってしまいました。

なのですが、いざシーズン3を見てみたら、ますます面白くなってる!
中年のエリザベスを演じるオリビア・コールマンも、最初の数分こそ老けたエリザベスという映像に物足りなさを感じましたがすぐに慣れ、何よりもその演技力が素晴らしく、まさにどこから見ても女王。

他のキャストも誰もがハマっていて、ストーリー内容も私は特に、シーズン3でのフィリップ殿下と母の関係や、チャールズ皇太子と母の関係などが切なく感情移入して観ました。

 

シーズン4

エリザベスの子供達が成長し、いよいよ自分が知る身近な時代に突入してくるシーズン4。

シーズン1から3までも、事実に基づいているとはいえ、ある程度年代に差がある為に私としては完全にフィクションドラマとして楽しむ事が出来ました。

それがシーズン4では登場人物と内容がニュースで見たあの人この人なので、いっきに現実味を帯び、ドラマチックな内容にどっぷり入り込む一方でふと現実に戻る瞬間が何度もありました。

 

どうしてもご本人と重ねて見てしまうので、チャールズ&カミラは当然ながら、その他の王室メンバーもイメージがガタ崩れの可能性あり。

それにしてもまだ存命している人達の事をここまで赤裸々にドラマ化するのって大丈夫なの⁉と驚きです。そりゃ王室も怒るわな~と、笑。

観ているこちらとしては、だからこそ面白かったりするんですけどね。

 

チャールズ皇太子(ジョシュ・オコナー)

シーズン4で最も存在感とその演技力に惹きつけられたのが、チャールズを演じるジョシュ・オコナー

いや~、本当に素晴らしい!!

シーズン3でも、繊細さや孤独さを演じる表情に感心しましたが、シーズン4ではさらにその演技がパワーアップしていました。

その立ち姿、仕草、表情、神経質さを感じる演技に終始見入ってしまいました。

特にシーズン4ではチャールズの描き方が「最悪な男」になっています。

ダイアナと結婚してもズルズルと不倫を続ける。
自分よりも人気があるダイアナに嫉妬をぶつける。
不幸な結婚をしてしまった事を周囲のせいにする…

現実はさておき、セリフや行動一つとってもチャールズが皇太子の器ではないと誰もが感じてしまうのでは?

それでもなぜかチャールズにも同情し、嫌いになり切れない魅力を持っているように感じたのは、演じたのがジョシュだったおかげかも。

 

ダイアナ妃(エマ・コリン)

ダイアナを演じたエマ・コリンは何よりその見た目と雰囲気がソックリでした!これは誰もが認めるキャスティングでは?

普段の顔はそれ程似ている訳ではないのに、上目遣いの表情や仕草などが激似。ただ若干やり過ぎ感もあり、似せる事に力を注ぎ過ぎて不自然さを感じる瞬間もありましたけど。

それでも純粋無垢な若き女性が、王室に入る事で徐々に表情を失っていく様子を上手く演じていたように思います

実際のダイアナのイメージと比較すると、その高貴さには届かずといったところですが、逆に初々しさなどが協調されていて、このドラマの役にはまさに適役です。

そしてダイアナが着る豪華なドレスなども見どころ。

 

サッチャー首相(ジリアン・アンダーソン)

そしてこちらもハマリ役のジリアン・アンダーソン

そのルックスがサッチャー首相と本当に似ています。

シーズン4ではチャールズとダイアナの結婚生活と、サッチャー首相がメインという感じでした。

サッチャーが王室の集まりに呼ばれ、その呑気なお遊びに付き合いきれずに帰ってしまうのも面白かった。

「何もしない事が一番」と悠然と構えているエリザベス女王と、改革に乗り出すサッチャー首相の対比が描かれ、対照的な反面どちらも重いものを背負っている女性という点で似ているようにも見えました。

 

カミラ(エメラルド・フェンネル)

ダイアナとカミラを会わせるチャールズ

普通そんな事する~⁉
と、ドン引き行動が目立つチャールズで、ますますダメ男っぷりに拍車がかかるのですが。

カミラもどこから見ても嫌な女に描かれています。
ドラマなんだから、せめてチャールズの事を純粋に心から愛している、今すぐ離婚するわ!という一途な女性に描いても良いものなのに、「愛しているけど離婚するのは簡単じゃない」と現実的。

見ているこちらは、本気でチャールズの事を好きなように見えず、ますますカミラのイメージがどん底に。

 

アン王女(エリン・ドハティ)

登場するキャラの中で私が意外と好きなのが、このアン王女。

チャールズと比べても余程落ち着いているというか、冷静に物事を見ている所があり、ズバズバと意見出来るところも気持ちいい。

それにしてもこのドラマ、登場する女性キャラ全てが強いですよね。一方男性がグダグダで、笑。

 

ストーリー総評

シーズン4は今まで以上にドラマチックで、感情面にスポットをあてた内容だったと思います。

チャールズ、ダイアナ、サッチャーの存在感が強かったので、逆にエリザベスの存在が前3シーズンより薄れた印象。

それにしてもシーズンが進むにつれますます面白くなるドラマだけど、見れば見る程「王室って幸せな人がいるの?」と思うぐらい、全員が不幸に見えます。

今まで唯一外から入った人物としてこちら側だと思っていたフィリップも、やっぱり結局王室側なのね…とがっかりしたり。

チャールズが悪く描かれるのは予想通りでしたが、ダイアナもミーハーで大人になり切れていない要求ばかりの部分が描かれているのは意外でした。でもそこにリアルさがあり面白かったです。自分が歌う姿を映したビデオがプレゼントなんて、チャールズでなくてもドン引き。

結局この二人はお互いが求めるばかりなのが問題なんでしょうけど、逆にもし上手くかみ合えば、一途にお互いを想い合う夫婦になれただろうに…と思うのですが。

事実に基づいている為、この先の結末は読めてしまっていますが、だからこそ面白い。

この結末をどう描くのか?

シーズン5は?

シーズン4のキャストが素晴らしい(特にジョシュ・オコナー)ので、シーズン5からまた総入れ替えになるのがかなり残念です。いっきに年齢が上がるので、今度こそビジュアルよりストーリー重視で見る覚悟、笑。

ただエリザベス女王をイメルダ・ストーントンが演じるという事で、そこは楽しみ!

 




まとめ

シーズン4はより身近に知る内容だったので、今までこのドラマを見ていなかった人でもかなり楽しめる内容だと思います。王室とはいえ、だからこそ?人間らしい裏側の顔が見れる人間ドラマとなっているので見応え十分。シーズンが進む程に面白くなるので早く次シーズンが見たい!

「ザ・クラウン」はNetflixで配信中>>

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(本記事内の画像引用元全て:Netflix)