韓国映画

韓国映画「オクジャ okja 」感想|賛否両論、見る人を選ぶ作品

韓国映画「オクジャ okja」を見ました。

「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」、そして「パラサイト-半地下の家族-」のポン・ジュノ監督の2017年の映画。
韓国・アメリカ合作のNetflixオリジナル作品です。



オクジャ okja 作品情報

出典:Netflix

公開年:2017

製作国:韓国・アメリカ合作

ジャンル:ファンタジー・アドベンチャー・アクション

監督:ポン・ジュノパラサイト-半地下の家族」「殺人の追憶」

上映時間:120分

 

オクジャ okja キャスト

  • ミジャ役(アン・ソヒョン)
  • ルーシー・ミランド/ナンシー・ミランド役(ティルダ・スウィントン)
  • ジェイ役(ポール・ダノ)
  • ジョニー・ウィルコックス博士役(ジェイク・ギレンホール)
  • ケイ役(スティーブン・ユァン)
  • レッド役(リリー・コリンズ)

 




オクジャ okja あらすじ

あらすじ

アメリカの大企業ミランド社は、チリで発見された子豚「スーパーピッグ」の繁殖に成功し、その26匹を世界各国で育成されるというコンテストを開催した。
そのうちの1匹「オクジャ」を育てたのが韓国の山奥で祖父と暮らす少女ミジャ。10年間オクジャと共に過ごし、ミジャにとってオクジャは心から信頼できる友達になっていた。
そんな中、コンテストの審査員であるウィルコックス博士が現れ、オクジャはコンテストに優勝し、優勝者としてニューヨークに連れて行かれる事になった。
ミジャはオクジャを助ける為にミランド社のソウル支社に向かう。オクジャを追いかけていく途中、ミジャは動物愛護団体のALFと出会うものの、結果的にはオクジャはニューヨークに移送されてしまった。
ミジャとALFはオクジャを救う為にアメリカへ向かう。そこで目にしたのは研究所での残虐な扱いだった…。

 

感想(ネタバレなし)

今更ながら、2017年のポン・ジュノ監督の本作、「オクジャ」を見ました。

見たきっかけはリリー・コリンズが出演しているから…というちょっと変わった入り口ですが。

エミリー、パリへ行く 感想|ストーリーよりもファッション重視なドラマ海外ドラマ「エミリー、パリへ行く」を見ました。 リリー・コリンズ主演。 原作・制作が「セックス・アンド・ザ・シティ」のダーレ...

この作品の前に、「トールキン 旅のはじまり」をたまたま見てとても良かったので、他にリリー・コリンズが出演している作品をチェックしていたらこの映画が目に留まり・・。

リリー・コリンズ×韓国って事で、私にとっては嬉しい組み合わせ。
それに本作も公開当時に話題になっていたので、期待しつつ見始めました。

それが予想外に強烈&衝撃的過ぎて、私にはちょっと無理…となった作品です。

ちなみに無理になり過ぎて、この記事を書く為に画像を探すのも辛く、以下画像なしですみません。

トトロを思わせるファンタジーな始まり

最初の山奥でのミジャとオクジャのシーンは最高です

美しい静かな大自然の中で、巨大な豚オクジャと、心を通わせ幸せに暮らすミジャ

その様子がまるでアニメのトトロのようで癒される!
映像がとにかく美しくリアルで、本当にオクジャという生き物が存在しているかのよう。

さすが莫大な資金をかけただけの事はあると思える程、映像美に見入ってしまいます。

この時点で、なぜこんな素敵な映画を今まで見逃していたの⁉と思った程、最初から引き込まれました。

 

舞台が一転する

でもそのファンタジーな雰囲気は前半の山奥シーンだけ。

その後、オクジャがアメリカに連れて行かれ、それをミジャが追いかけて行くシーンは完全にリアルなアクションです。

これはこれでスピード感があり、どうなるの⁉早く助けて!と、ハラハラしながらも画面から目が離せません!

 

俳優陣が魅力的

主演のミジャを演じるアン・ソヒョンの演技が素晴らしかった!

芯の強さやオクジャを愛する気持ちが伝わってくるし、オクジャを追いかけるアクションシーンでの迫力も見事です。

あと、ジェイク・ギレンホールも良かったですね~。
あまりにはっちゃけたキャラなので、最初はジェイクだと気付かなかった程です(^^;)

他の役者達も役にハマっていてとても良かったです。ただ私の目的だったリリー・コリンズは、正直なところ完全な脇役でした。ちょっとリリー・コリンズが勿体なく感じたかな。

後半が無理

そして後半。

私、完全に無理でした

見るのが辛くて辛くて…残虐過ぎる。

いや、別に血がドバーッ!とか、ザクザク切られるとか、そういうのでは無いですし、人によっては何が?と思うかもしれません。

他の韓国映画ではもっと残虐なものがあります。映像的にも血みどろでグロイ…と目を背けたくものもありますが、私はそういう映画の方がまだマシです。

本作はオクジャ(豚)を相手に残虐な事をします。

見ていると、どうしても自分が飼っている愛犬とオクジャが重なってしまい、無理無理~!!!

それだけCG映像のオクジャがリアルだという事が言えると思いますが、オクジャが可愛くて感情移入してしまうからこそ、後半の残虐シーンとストーリーは受け入れ難いものがありました。

 




感想(ネタバレあり)

↓以下ネタバレあり

総合的にみると、よくできた映画だと思います
映像が美しく迫力もスピード感もあり、役者の演技も上手い。2時間とは思えない程、密度の高い作品になっているように思いました。

だけど…鑑賞後の気分の悪さは最悪でした。

私はこの作品を二度と見たくないです。

無理に交尾をさせられたり、肉の一部分を取られたり、そんな映像、必要?

ポン・ジュノ監督の作品はどれもメッセージ性が強く、本作も食肉問題を取り上げた作品ですが、こういう伝え方は私は無理でした。

基本的に映画は娯楽であり、たとえその内容が悲しく辛いものであっても、見て良かったと思えるものであって欲しいです。

でもこの作品からはそのメッセージは伝わるものの、結局オクジャとミジャは辛い思いをしただけ…という感情しか残りませんでした。

オクジャは虐待をされる為に連れて行かれ、最後に救われたものの他の豚達は見殺し?仕方がない?

それが現実と言ってしまえば仕方がないですが、こういう非現実的な動物を扱うからこそ、最後は幸せな気分になれるようなものが見たかった気がします。

私はこの映画を見た後、豚肉が食べられなくなってしまいました(涙)

 

まとめ

映画として客観的に見ればよくできた映画。でも感情的には私に合わない映画でした。なので評価が難しいです。ただ、動物好きな方はある程度そこを踏まえた上で鑑賞した方が良いと思います。

「オクジャ okja」はNetflixで配信中
本ページの配信情報は変更される可能性があります

アカデミー作品賞「パラサイト 半地下の家族」あらすじ感想|万引き家族と比較アカデミー作品賞受賞!「パラサイト 半地下の家族」を観ました。 凄いですよねー、アジア映画で作品賞受賞なんて…韓国映画のパワーを感...